介護職とは介護に関わる職種全般のことであり、介護士はその中でも高齢者などに対して直接介護を行う仕事をしている人を指すことが多いです。
介護士は精神的にも肉体的にも負担のかかる仕事にも関わらず、他の介護職と比べて給料が低いと言われています。
そのため、キャリアアップを考える人もいます。
まずは、無資格から初任者研修や、実務者研修などを経て、介護福祉士の資格を取ります。
その後、更に多岐にわたりキャリアステップしていく事が可能になります。
介護福祉士を取得後、看護師や、作業療法士など、職種を変えたキャリアチェンジや、リーダーや所長などのマネジメント、認知症ケア専門士や認定介護福祉士などの介護現場のプロフェッショナルや、生活相談員やケアマネジャーなどの相談業務のプロフェッショナルなど、様々な方向に進むことも可能です。
まずは、介護福祉士の資格をとらなくてはいけませんが、介護福祉士を取れば、月収が3～5万円ほどアップすると言われています。
勿論収入アップは、喜ばしい事ですが、キャリアを考える事は、こうした収入の面だけではありません。
資格をとり、スキルアップすると、幅広い仕事がこなせるようになります。
また知識を深めることで、サービスが向上し、利用者やその家族にも安心感や信頼感を与えることができます。
そのことにより、充実感や達成感を感じられるようになり、仕事に対する責任感も生まれます。
キャリアアップするとこのように多くの魅力を享受できます。
ただ仕事を熟しているだけという人は、自分のキャリアについて考えてみてはいかがでしょうか。